アイロン掛けの手順②綿パン編
2005年、クールビズが施行されて以来、僕は通勤をスーツからジャケパンスタイルに変えた。それまでスーツはクリーニングに出していたが、綿のパンツは自分で洗って自分でアイロンをかけることにした。
綿のパンツの場合、自分で洗った方が汗などの日常的な汚れも落ちるし、クリーニング臭がなくなって気持ちよくパンツがはける。ぜひ、綿パンは自宅で洗ってアイロンがけをすることをお奨めしたい。
綿パンアイロン掛けの手順
綿パンは、洗う時から裏返しにする。裏返しで洗面シンク等で丁寧に押し洗いし、洗濯機は脱水だけ使用する。脱水したら、なるべくしわを伸ばして吊るし干しにする。
アイロンがけもそのまま裏から掛けはじめ、最後の仕上げだけ表からハンカチ等当て布をして掛ける。そうしないと、綿パンはアイロンを回数掛けるごとに焦げが出て色が黒ずんでくる場合がある。こまめに洗濯して長く履きたいのであれば、裏返しが必須である。
まず、裾からアイロンをあてていく。綿パンは生地が厚いので、十分スチームを効かせながらしっかりアイロンを押しあて、しわをのばしていく。
縫い目にそって、できるだけ隅から隅まで丁寧にアイロンをあてていく。
ポケットの裏地をよけながら、裏から掛けられるところはできるだけ掛ける。
ひっくり返して逆側も掛ける。
おしり側のポケットの裏地も丁寧によけながら掛けていく。
アイロン台の端を使ってズボンの前部分を掛ける。
ファスナーの脇の部分やポケットの裏を隅々まで掛ける。
空いている方の手で、生地を伸ばしながら掛けていくと、しわが伸びやすい。
今度は後ろの部分をアイロン台の端を使って広げていく。
ここもポケットの裏地をよけながら、できるだけ隅々まで掛けていく。
裏からのアイロン掛けが終わったら、ズボンの裏表をひっくり返し、表をアイロン掛けしていく。表を掛ける時は、前述のとおり、ハンカチなど当て布を使用して、生地の表面の焦げ付きをできるだけおさえるようにする。
表のアイロン掛けは、足の部分のみで良い。
裾の部分も丁寧に掛けて、足以外にも気になるところがあれば、スチームを効かせてさっと掛けておく。
綿パンツのアイロン掛け終了!
綿パンなので、それほどきっちりプレスが効いていなくても大丈夫。ある程度しわが伸びて清潔感があることを目標に、日々の洗濯&アイロン掛けをしてみよう。
しわを伸ばして気分スッキリ。